導入事例
Case Study
導入事例
Case Study
プラナスソリューションズが提供したサービス事例をご紹介します。
スパコンTOP500において世界54位
さくらインターネットの石狩データセンター内にプラナスソリューションズが構築したシステムが2019年6月当時のスパコンランキング「TOP500」において世界54位(国内10位)を獲得!
さくらインターネット石狩DCにおいて、768基のNVIDIA V100を搭載したサーバ等において構成され、高い品質管理のもと、現在も運用されています。 |
主な構成要素 |
・HPE Appolo 6500 G10 96台(NVIDIA V100 768基) |
・DDN SFA14K 4PB |
・Mellanox Infiniband Switch |
プロジェクトマネジメント型構築
大量のデータを分析する研究所と同じようなシステム環境の構築が必要となり、既存のSIerでは言われた機材の手配と構築をするのみで高負荷対応システム構築の相談が出来ない。検証したいテーマに合わせて、複数の環境構築が必要。
課題 | |
・ | 高負荷想定のシステムを動かす設備検討実績が少ない |
・ | 流体シミュレーションにおいて複数ツール環境構築が必要 |
対策 | |
・ | 政府主導スパコン案件をしたエンジニアをアサイン |
・ | 設備構築だけでなくWRF等使い方までを考慮した提案 |
効果 | |
・ | プラナスの経験値を加え既存想定以上の構成を検討 |
・ | 同一システム内で複数の環境を切り替えて研究を促進 |
ポイント |
InfinBandとEthernetを分離してファイルI/Oと並列計算の衝突を避け、効率の良いデータ転送を実現し、研究用ソフトの簡単切り替えを実現。
※WRFモデルは実用的な天気予報とそれに関連する研究のため開発されたメソスケール天候予測数値モデルです。
複数の高負荷ソリューション対応実績により
「お客様がやりたいこと=ゴール」を理解し最適な構成を実現
サブスクリプション型構築
各地に点在するデータの統合管理と保全を目的に大規模共有ストレージの導入、機器選定や構築だけでなく、ストレージ設置場所やオフィスとの接続も検討が必要、かつ、方針により一括支払い形式ではなく、機材購入や工事を含めたサービスとして月額支払いモデルでの利用を希望。
課題 | |
・ | 移設やリプレイスによる一時金を月額に均したい |
・ | N/WやH/WにDCなど各社をまとめるプロマネ必須 |
対策 | |
・ | 提供する設備契約をまとめサービス化し月額提供 |
・ | プロマネとしてベンダ対応や問合窓口も一本化 |
効果 | |
・ | 自社で取引のないメーカーも口座開設が不要で導入可 |
・ | 今後の拡張や移設検討も相談先が少なく迅速 |
ポイント |
DC利用、DC‐オフィス間の専用線(異ルート構成)、システム機材、運用・保守体制などをすべてまとめてサービス化(月額課金)して提供。
既存サービスの提供ではなくお客様の要望構成をサービス化
今後のシステム拡張時もサービスを拡充し対応
多言語翻訳研究基盤用システム構築
リアルタイム音声翻訳システムの高精度化を実現するため、AIやディープラーニングなどの高負荷に対応かつセキュアな大規模環境を、個別指定した機器を含め月額支払いができるサービス形態で希望。
課題 | |
・ | GPUを搭載したサーバをクラウドのように利用したい |
・ | サーバ数百台規模だが今後の拡張性も考慮が必要 |
対策 | |
・ | GPU搭載サーバの希望スペックに対応した月額利用を実現 |
・ | 棟単位で拡張可能な石狩DC内にサーバを設置 |
効果 | |
・ | 資産保持が不要になり中間評価での変動対応も実現 |
・ | 設備調達や毎年の資産棚卸の時間ロスから解放 |
調達方式
従来の大型調達 | |
・ | 初期費用にかかるコストが大きい |
・ | 運用フェーズでの予算確保が難航 |
・ | 中間評価での変動に対応できない |
・ | 資産を保持しないといけない |
・ | スパコン調達になると時間がかかってしまう |
これからの調達 | |
ポイント | |
・ | 月額利用費を毎月支払うだけでよい |
・ | 中間評価での変動に対応可能 |
・ | 資産を保持しなくてよい |
・ | ”クラウド型調達”である |
・ | サービス利用である |
・ | スケールアップ時も迅速に対応 |
初期 費用 | 初期費用 | XX億円 |
運用費用 | 年額X億円 × X年 | |
運用費用 | ||
←構築→ | ← 運 用 → |
月額 ●●万円 x @@カ月=XX億円 | |||
月払いでのサービス利用 | |||
※中間評価で減額の際は他の自社サービスへの転用も検討 | |||
サービス利用費 | サービス利用費 | ||
← ご 契 約 期 間 → |
スパコンを設備調達ではなくサービス利用とすることで資産管理や規模拡張検討などの業務がなくなった
多拠点システムの統一再構築
複数キャンパスを運用する大学のシステムリプレイスにあたり、今まで構内にあった機材を可能な限りデータセンターに移設。SINET(学術情報ネットワーク)を利用し、インターネットの出口なども集約化するなど、ネットワークも含めた再構築をご要望。
課題 | |
・ | SINETの「仮想大学LAN」を使用してマルチキャンパスを実現 |
・ | NW構成を見直しセキュリティ対策も強化したい |
対策 | |
・ | SINETが100Gbpsで引込済の石狩DCにインフラを構築 |
・ | 棟単位で拡張可能な石狩DC内にサーバを設置 |
効果 | |
・ | SINETを利用できキャンパス増減の際もVLAN設定が容易 |
・ | キャンパス内のサーバ減少により管理コスト削減 |
SINET「仮想大学LAN」とデータセンターの活用で
省コスト・省スペース・事業継続性の強化を実現
新素材開発用スパコン構築
日本を代表する素材メーカー複数社から研究者が参画する国家プロジェクトにて、まだ世の中にない新素材開発に向けて複数素材機能の予測シミュレーションを並列処理するためのスーパーコンピューターシステムが必要となった。
課題 | |
・ | 国家プロジェクトで使うスパコンシステムが必要 |
・ | 研究に集中できるようサービス利用を希望 |
対策 | |
・ | 1,024台の構成をすべて石狩DCで構築 |
・ | 保守運用も含め5年間で数十億円を支払うモデルで提供 |
効果 | |
・ | 総コストや構築期間、運用体制を最小限に抑えられる |
・ | クラウド型で保守運用不要になり各拠点からアクセスも容易 |
スーパーコンピューターの性能(概要) | |||
計算用サーバー | 総理論演算性能 | ||
ノード数 | コア数 | ||
1,024ノード | 32,768コア | 約1,153ペタフロップス | |
1サーバノードあたりインテル®Xeon®プロセッサーE5-2600 v4ファミリー(16コア)を2基搭載 | |||
1サーバノードあたり256GBメモリ搭載、ディスクレス(ストレージからOS起動) | |||
計算ノードを1,024ノードで構成し、1ペタフロップス以上の論理演算性能を有すること |
実質3カ月でシステム構築と運用を開始
「所有」から「利用」で人的金銭的リソースを有効活用
社内システム管理BPO
情報システムの管理者不足と追加システムのベンダーが異なり管理が煩雑。ベンダーごとの調整が必要になるため時間面、費用面、人件費面のコストが膨れ上がってしまう問題を解消したい。
課題 | |
・ | 設備毎にベンダーが分かれて管理が大変 |
・ | 一気通貫でのシステム変更は各社との調整が困難 |
対策 | |
・ | メーカーフリーの提案で最適な機器を導入 |
・ | システム全体の可視化と問い合わせ窓口の一本化 |
効果 | |
・ | 無駄な機能や設備を省け管理設備コストの削減 |
・ | 構成の自由度が上がり新システムも検討しやすくなった |
Before | |
メーカーやSIerがバラバラでシステム変更の際は個々に調整が必要 | |
NW | A社 |
Software | B社 |
Server | C社 |
Storage | D社 |
▶
After | |
全体を把握し、システムにベストな構成を組むために最適なメーカーやシステムを市場から調達 | |
NW | A社 |
Software | |
Server | |
Storage |
プラナスソリューションズがまとめる事で窓口が一本化
システム全体の可視化、サポートの明確化を実現
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プラナスソリューションズ株式会社
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