Solution

ソリューション

コールドアーカイブ
ソリューション

LTO(Linear Tape-Open)と呼ばれるコンピュータ用のデータ保存磁気テープ技術を活用した大容量ストレージアーカイブサービスです。
カセットテープのようにデータカートリッジをドライブに差し込んで使用する記録装置で、保管性、低コスト性、ランサムウェア対策に優れており、あまり使用しないデータ=コールドデータを保管するのに適したソリューションです。

LTO(Linear Tape-Open)とは
出典:https://www.fujifilm.com/jp/ja/business/data-management/datastorage/ltotape
大容量

現行のLTO9は1本あたり18TB(圧縮すると45TB)のデータを保存することが可能です。複数のスロット、ドライブに複数のLTOカートリッジを挿入することで、数PB規模のデータをアーカイブすることが可能です。

保管性

カートリッジ方式となるため、データの読み込みが必要ない時は取り外して保管する事が可能です。磁気テープは30年を超える期待寿命を持ち、記録したデータの改ざんや誤消去を防止する「WORM機能」にも対応しているため、長期間安心して保存できるメディアと言えます。

低コストで省エネルギー

データの読み書きの時以外稼働する必要がないため、データ読み書き実行時以外に電力を消費しません。消費電力を抑えることが出来ますので、CO2削減にも効果的です。

ランサムウェア対策

使用しないときはオフサイト保管が可能なため、エアギャップが実現されます。それにより、ランサムウェアの感染リスクがほぼゼロとなり、復旧用アーカイブとしても活用できます。

情報セキュリティ10大脅威2023(組織)

順 位昨年順位脅 威
1位1位ランサムウェアによる被害
2位3位サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
3位2位標的型攻撃による機密情報の窃取
4位5位内部不正による情報漏えい
5位4位テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
6位7位修正プログラムの公開前を狙う攻撃(ゼロデイ攻撃)
7位8位ビジネスメール詐欺による金銭被害
8位6位脆弱性対策の公開に伴う悪用増加
9位10位不注意による情報漏えい等の被害
10位圏外犯罪のビジネス化(アンダーグラウンドサービス)

※出典:IPA「情報セキュリティ10大脅威2023(組織)」

構成イメージ

ファイルサーバなどのデータを自動/手動でLTO9ライブラリへ保管します。
LTO9ライブラリはSpectra Logic社、管理ソフトウェアはPoINT社のPoINT Storage Managerで構成されています。
LTOカートリッジにはバーコードが貼ってあり、棚保管等のオフライン管理をする際にカートリッジ内のデータをバーコード管理することで所在の明確化を行う事が可能です。

導入事例
事例1)衛星データ関連
プラナスソリューションズが提供するコールドアーカイブは、LTOと呼ばれるテープストレージを活用した、省電力であり、ランサムウェア等の対策に優れた性能を発揮するアーカイブソリューションです。

宇宙関連事業者様の蓄積する衛星からの各種データは膨大であり、かつ、二度と同じ情報を取得することが出来ない大変貴重で希少なデータとなります。

プラナスソリューションズがご提案するコールドアーカイブサービスをご採用頂き、信頼性、長期保存、低エネルギー、高い堅牢性をご提供し、好評を得ています。

事例2)ゲノムデータ関連

医療系研究機関様が解析するために収集したゲノムデータは膨大な量になります。また、究極の個人情報でもあるゲノムデータを管理するためには、高い堅牢性も必要になります。

プラナスソリューションズのご提案するコールドアーカイブサービスをご採用頂くことで、信頼性、堅牢性、費用対効果など、求められるRFP要件を満たすことができ、好評を得ています。

事例3)富士フィルム様

富士フィルム様が自社製品としてDELLのハードウェア+PoINT Strage Managerのアプライアンスを販売。プラナスソリューションズはハードウェア、ソフトウェアの販売、構築、保守を担当しています。

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